昨日、夏季研修修会を開催し無事に終了しました。午前10時より順次、上場会社クライアント様に1社づつ事務所においで頂き、約1時間づつ研修会を開催致しました。

今回のテーマは「税効果会計に係る会計基準」の改正論点がメインでした。実務上広範に影響する改正点としては、

①繰延税金資産及び繰延税金負債の表示に係る改正⇒今後はその全額を投資その他の資産、固定負債として表示する。

②税効果注記事項の追加⇒評価性引当金額の内訳に関する事項並びに税務上の繰越欠損金に関する事項を注記する。

クライアント様の事情はそれぞれ異なりますので、それぞれの状況に見合った研修会を心掛けて行いました。クライアント様の様々な疑問などにも答える形で、一方的な研修になるのではなく活発に議論が展開され大変有意義な時間であったと感じています。

今回の改正点は3月決算のクライアント様にとっては、第一四半期決算より早速適用となりますので、非常にタイムリーな研修会となりました。