今年度の有価証券報告書の表示チェックが終わりました。今年度のトピックスはなんといっても、非財務情報（業績等の概要、生産・受注及び販売の状況、財政状態・経営成績及びキャッシュフローの分析）に関しての記載が統合されるとともに、経営者の視点による事業全体の分析や中長期の計画に対しての分析等の記載であったと思います。

各社、色々悩まれて記載されているとともに、経営者の視点という点に関しては、特に皆様、悩まれたと個人的には感じました。担当者の意見としては従来のように、記載方法等が形式的にもある程度定まっている方がやりやすく、実際に既に提出されている有価証券報告書を見ても、制度趣旨にみあった記載をされている会社は少なく、これが浸透するにはまだ、時間がかかると強く感じました。